26歳で不動産仲介営業から大手デベロッパーの法人営業へ転身した理由

個人向け不動産仲介営業として成果を出していた26歳男性が、第二新卒枠を活かして大手不動産デベロッパーの法人営業へキャリアチェンジした成功事例です。土日出勤・夜間対応が多い働き方に限界を感じつつも、顧客要望の深掘りや課題把握能力が評価され、土地オーナーや法人向けの企画提案営業へ転身。年収も420万から560万へアップし、30代以降は企画開発職も視野に入るストーリーです。

人物プロフィール

年齢:26歳
性別:男性
転職前:不動産仲介会社の個人営業
転職後:大手不動産デベロッパーの法人営業
転職前年収:420万
転職後年収:560万
転職動機・テーマ:仲介営業の限界から、企画提案ができる法人営業へキャリアアップしたい

ざっくりまとめると

・不動産仲介営業として成果を出すが働き方に不安
・土地オーナー対応の経験から企画提案営業に興味
・ヒアリング力を武器に大手デベロッパーの法人営業に内定
・年収420万→560万にアップ、働き方も改善

転職前のキャリアと悩み

成果は出しているのに働き方と将来像に不安があった
新卒で街の不動産仲介会社に入社し、個人向けの賃貸・売買営業を担当していました。数字を追う環境は嫌いではありませんでしたが、土日出勤や夜の内見、突発的なクレーム対応が常態化しており、この働き方を10年続けられるか強い不安がありました。また、案件は属人的で、キャリアの伸びしろも限定的だと感じていました。

転職を意識したきっかけ

“売る営業”から“企画提案営業”へ移りたいと思った
土地オーナーとやり取りする機会が増えた中で、単純な仲介ではなく、建替や収益改善の相談が多くなりました。しかし、仲介会社の立場では対応できる範囲が限られており、「もっと広い視点で提案できれば…」と感じる場面が増えました。そこで調べるうちに、大手デベロッパーの法人営業は企画開発にも関われると知り、転職を意識しました。

転職活動内容

顧客の課題把握力を強みとして棚卸し
仲介営業時代に行っていたヒアリング、資金計画、ライフプラン提案、物件調査などを整理し、“課題の本質を見抜く力”として言語化。エージェント経由でデベロッパー営業、法人営業ポジションを中心に応募し、スカウト経由では大手不動産グループからメッセージを受け取り選考へ。面接では、顧客のニーズ整理や提案プロセスを具体例とともに説明しました。

意思決定のポイント/自分の市場価値

事業規模の大きさと教育体制が決め手だった
最終的に入社を決めたのは、国内大手の不動産デベロッパー。土地オーナー・法人企業に対し、建替・収益改善・賃貸管理・再開発など幅広い提案が可能な点に魅力を感じました。選考では、仲介営業で培った「ヒアリング力」「顧客の課題整理力」が評価され、第二新卒枠でスムーズに内定。個人営業より法人営業の書類通過率が高かったのも意外な発見でした。

内定・転職後の変化

“単発の売買”から“長期のパートナー関係”へ
現在は法人営業として、企業や土地オーナーに向けた建替・再開発の検討、賃貸管理の提案、収益改善支援などを担当しています。単発の仲介ではなく、中長期で課題を整理し、企画書を作り込んで提案できることに大きなやりがいを感じています。年収は420万→560万へアップし、ワークライフバランスも改善されました。

メッセージと総括

不動産仲介出身者はデベロッパー法人営業と相性が良い
不動産仲介では顧客の悩みを深掘りする力が鍛えられるため、法人向けの企画提案営業に転身する際の強力な武器になります。エージェントは選考通過しやすい企業を見極めるのに役立ち、ダイレクトリクルーティングは大手不動産企業の法人部門に直結できる点が魅力でした。仲介営業として成長の限界を感じているなら、デベロッパー営業は有力な選択肢です。

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