30歳で広告プランナーから大手メーカーのブランドマネージャーへ
30歳の主人公は広告代理店で広告プランナーとして企画立案やマーケティング戦略に携わってきました。しかし、施策提案だけではブランドの根本的な価値づくりには踏み込めないと感じ、商品企画やブランド戦略に関わる仕事を志すようになります。そこで挑戦したのが大手消費財メーカーのブランドマネージャー。結果、500万から700万へ年収アップ。企画から商品開発までを担うキャリアへと進化した事例です。
人物プロフィール
年齢:30歳
性別:女性
転職前:広告代理店/広告プランナー
転職後:大手消費財メーカー/ブランドマネージャー
転職前年収:500万
転職後年収:700万
転職動機・テーマ:施策実行ではなく、ブランド戦略から商品づくりに関わりたい。
ざっくりまとめると
・広告代理店でプランナーとして勤務
・企画提案の先にある“ブランドの根本づくり”に興味
・大手メーカーのブランドマネージャーへ転身
・年収500万→700万
・リサーチ〜商品企画まで一気通貫で携われるように
転職前のキャリアと悩み
“提案して終わり”の働き方に限界を感じた
私は広告代理店でプランナーとしてマーケ施策の企画やクリエイティブ提案に携わっていました。クライアントの課題を解決する仕事はやりがいがありましたが、ブランドの根本にある価値や商品コンセプトに関与できないもどかしさがありました。「自分が提案する世界観を、商品として具現化したい」──そんな想いが強くなり、ブランド側のキャリアに興味を持ち始めました。
転職を意識したきっかけ
ブランド側の“思考の深さ”に触れて衝撃を受けた
ある案件で大手メーカーのブランドマネージャーと協働した際、商品コンセプトの作り方、市場リサーチの深さ、競合分析の視点など、施策提案とはまったく違う思考レイヤーに魅了されました。ブランドの価値づくりから携わる仕事に惹かれ、「次はブランド側で働きたい」と明確に思うようになりました。
転職活動内容
“施策プランナー”の経験を“戦略マーケ”へ翻訳
私は職務経歴書に市場分析・ユーザーインサイト抽出・企画立案のプロセスを詳細に整理し直しました。またエージェント経由でブランドマネージャーの選考要件を学び、ダイレクトでは現役ブランド担当者との面談を通じて実務理解を深めました。広告側で培ったクリエイティブ思考が強みとして評価されるよう準備しました。
意思決定のポイント/自分の市場価値
“インサイト発見能力”が評価され大手メーカーから内定
最終的に入社を決めたのは大手消費財メーカーのブランドマネジメント部門でした。特に評価されたのは、市場リサーチを起点にユーザーインサイトを抽出し企画の骨子を作る力。企画から商品開発まで関われる点が決め手で、オファー年収は700万円でした。
内定・転職後の変化
“世界観づくり”を実現できる環境へ
現在は市場分析・商品企画・ブランド戦略立案・キャンペーン設計まで一貫して担当しています。責任は大きいものの、自分が描いたブランド世界観が商品として形になる喜びは格別です。一方で、意思決定プロセスが長いことは大手ならではの課題ですが、総合的なブランドマネジメント力が身に付いている実感があります。
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