30歳でデータ分析から事業判断を動かす側へ進んだ理由
今回ご紹介するのは、31歳の主人公はEC系ベンチャーでデータアナリストとして売上分析やレポーティングを担当していました。しかし、分析が経営判断に十分反映されない環境に課題を感じ、大手外資IT企業へ転職。年収は540万から780万へ。戦略的意思決定に関わる役割へ進んだ事例です。
人物プロフィール
年齢:31歳
性別:女性
転職前:EC系ベンチャー/データアナリスト
転職後:大手グローバルIT企業/シニアデータアナリスト
転職前年収:540万
転職後年収:780万
転職動機・テーマ:分析実務だけでなく、戦略的意思決定に関わりたい。
ざっくりまとめると
・EC系ベンチャーのデータアナリスト
・分析結果が意思決定に活かされない環境に課題
・大手外資ITへ転職し540→780万
・データが事業判断の中心となる環境へ
・戦略アナリストとしてスキル拡張
転職前のキャリアと悩み
“分析して終わり”から抜け出したかった
私はEC系ベンチャーで、施策数値の分析、売上要因の可視化、レポーティングなどを担当していました。分析スキルは身につきましたが、次第に「結局、意思決定の場に呼ばれない」「分析しても改善に生かされない」という物足りなさを感じるようになりました。
また、データ基盤も整っておらず、分析よりもデータ整備に時間が取られてしまう状況に課題を感じ、「もっと高度で、戦略に直結する分析に挑戦したい」と思うようになりました。
転職を意識したきっかけ
外資ITとの出会いで世界の広さを知った
ある業界セミナーで外資IT企業のデータマネージャーと話す機会があり、彼らの分析環境や意思決定プロセスの成熟度に衝撃を受けました。
「データが事業判断の起点になっている」「分析が経営アクションに直結する」──その言葉を聞いて、自分のキャリアに足りないものが明確になりました。そこから本格的に外資ITのデータ職を目指し始めました。
転職活動内容
“数字の解釈力”を武器に再構築
私は職務経歴書を作り直し、
・分析結果を基に意思決定に影響を与えた事例
・KPI設計とモニタリングフロー改善
・データ基盤の改善提案と実行
など、戦略アナリストとして評価される要素を整理しました。
エージェントでは面接の深掘り対策を行い、ダイレクト経由では現役アナリストとの面談により、求められるスキルのギャップを把握しながら準備を進めました。
意思決定のポイント/自分の市場価値
事業構造理解が高評価
最終的に私は大手グローバルIT企業から内定を獲得しました。評価されたのは、単なる数値処理ではなく「数字の背景にある事業構造」を読み取り、改善案につなげてきた点。
オファー年収は780万円。世界基準のデータ基盤と事業関与の深さが決め手となりました。
内定・転職後の変化
データが意思決定の中心になる世界へ
現在はユーザー行動データの分析、KPIモデリング、サービス改善提案、機械学習モデルの検証プロセスなどを担当しています。責任は重くプレッシャーもありますが、自分の分析が事業方向性に影響する経験は大きなやりがいです。一方で、スキルアップの要求水準が高く毎日の学習は欠かせません。
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