地方の広告代理店から、AI×データドリブンのHRテックへ!早稲田大卒 30代男性が描くキャリアの再成長

今回ご紹介するのは、地方の広告代理店から、AI・データドリブン領域のHRテック企業へとキャリアを大きく転換された30代男性のストーリーです。

アナログ中心の広告営業から、AI・データ分析を用いて企業の採用と人材戦略を支援する高度な仕事へ。キャリアチェンジに迷いながらも、「デジタルの力で、もっと企業の成長に貢献できる人材になりたい」という強い思いが転職の原動力となりました。

新しい挑戦に踏み出したことで、キャリアの可能性は大きく広がります。
それでは、その変化の過程を見ていきましょう。

人物プロフィール

年齢:35歳
性別:男性
転職前:地方広告代理店/営業職
転職後:HRテック/ビジネス職
転職前年収:480万
転職後年収:700万
転職動機:アナログな業界からデジタル領域のキャリアへ転換したかった

ざっくりまとめると

早稲田大学を卒業後、学生時代のインターンをきっかけに地方の広告代理店へUターン就職。

・営業として多様な企業の広告企画に携わるも、アナログ中心の業務にキャリアの伸び悩みを感じ始める。

・「データを軸に価値を生み出せるスキルを身につけたい」という思いから、デジタルHR領域を志望。

・AI・アナリティクスを活用する企業に転職し、企画 × データ活用 × クライアント支援の三領域で成長。

現在は、採用DXプロダクトの導入支援を担い、企業の人事戦略に伴走できるポジションへキャリアアップ。

転職前のキャリアと悩み

「アナログ営業の限界に直面し、キャリアの将来性に不安を抱えていました。」

私は、早稲田大学在学中に地元の広告代理店でインターンを経験したことがきっかけとなり、そのままUターン就職しました。営業として地場企業の広告課題に向き合い、紙媒体やテレビ・ラジオを中心とした提案を行ってきました。

でも、働き続ける中で、「このままでは市場価値が伸びないのでは」という不安が大きくなっていきました。

・デジタルの活用余地が小さく、分析に基づく提案がしづらい。
・営業力に依存する働き方で、将来のキャリア構築が曖昧。
・同年代の友人がデジタル領域で経験を積んでいる姿とのギャップ

「データを使って価値を生み出せる人材になりたい」という思いが強くなっていきました。

転職を意識したきっかけ

「採用のデジタル化が進むなか、自分の経験がHR領域でも活きると気づきました。」
取引先の人事担当者から「今は採用もデータ活用の時代ですよ」と聞いたことが転機でした。広告営業で培ってきた顧客理解・課題整理・企画力が、採用領域でも強い武器になるのではと感じました。

また、以下の思いが転職を後押ししました。

・AI・データ活用スキルを習得したいという強い意欲
・若いうちにキャリアの軸をデジタルへ移したいという危機感
・Uターン後のキャリアを成長産業で積み上げ直したいという前向きな決意

最終的に地元の居心地の良さはありましたが、思い切って「自分の未来への投資」として転職活動を開始することを決めました。

転職活動内容

「広告営業の経験が “課題解決力” として評価され、HRテックへの道が開けました。」
転職活動は、テレビCMでもおなじみの即戦力スカウトサイトに登録してHRテック領域を中心に企業を調べました。その中で出会ったのが採用データ分析やAIマッチングなど、テクノロジーを活用して企業の採用最適化を支援する今の会社です。

人材業界未経験者も多く活躍しているようでしたが、選考では、業界未経験ながらこれまでの広告営業で培った経験が高く評価してもらえました。

・顧客の課題を深く理解し、提案に落とし込む力
・地方企業のリアルに寄り添って課題解決してきた姿勢
・デジタル未経験でも積極的に学ぶ意欲

ちなみに、最終面接はチームのマネジャーでしたが、面接は選考というよりは、私のこれからの市場価値(キャリア観点)を一緒に考えてくれました(笑)。最終的に、採用DXを担うチームから内定を得ることができました。

意思決定のポイント/自分の市場価値

「成長環境と学べる領域の広さが選んだ決め手です。」
複数の内定を比較する中で、最も重視したのは「確実に成長できる環境か」でした。

この会社を選んだ理由は以下の通りです。
・AI・データ分析に日常的に触れられること
・企業の採用成功に直接貢献できること
・20〜30代が中心の、挑戦と成長を後押しする文化

また、チームマネジャーから言われた「地方広告営業出身だからこそ“企業のリアル”が分かる」という言葉が大きな自信につながりました。これまでのキャリアが、新しい領域でも強い価値になると再認識しました。

内定・転職後の変化

「未経験だったデータ活用が武器となり、より深いクライアント支援ができるようになりました。」
転職後は、データに基づいた採用改善プロジェクトに携わり、大きくスキルを広げることができました。

・採用データの分析・改善提案
・AIマッチングを用いた候補者選定
・採用KPIの設計、レポーティング
・人事部への伴走支援を行うカスタマーサクセス

クライアントから「前より本質的な提案ができている」と言われるようになり、キャリアチェンジの成果を実感しています。

メッセージと総括

「環境を変える勇気が、キャリアの可能性を大きく広げてくれました。」
広告営業からHRテックへの転職は決して小さなチャレンジではありませんでしたが、その一歩が自分の未来を大きく変えました。

・新しい領域での学び
・データ活用という武器の習得
・自身の市場価値の大幅な向上

これらはすべて、環境を変えたからこそ手に入れることができたものです。キャリアは、いつでも作り直せますし、勇気をもった新しい一歩が、自分の可能性を広げてくれると思います。地方から上京してキャリアアップしたい方、頑張ってください。

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