金融リベンジ転職|大手証券リテールから人的資本コンサルへ。年収800万→1,200万
今回、ご紹介する転職事例の主人公は33歳、男性。既存の金融商品を売るだけの営業から脱却し、企業の経営基盤である「人・組織」を数字で改善するプロフェッショナルへ。証券・損保での「高いストレス耐性」と「経営層への提案力」を最大化した転身事例です。是非ご覧ください。
人物プロフィール
年齢:33歳
性別:男性
転職前:大手証券会社(リテール営業、富裕層・法人向け資産運用)
転職後:人的資本経営支援コンサルティング会社
転職前年収:800万
転職後年収:1,200万(固定950万+成果賞与250万)
転職動機・テーマ:手数料ビジネスではなく、企業の持続的な成長に直結する「組織の仕組み」を創りたい。
ざっくりまとめると
・証券リテールでの「富裕層・経営者開拓力」をコンサルティングの「受注力」へ
・金融商品の「リスク分析」を「組織の離職リスク・生産性分析」へ再定義
・人的資本開示(ISO 30414等)の知識を独学し、金融の数字感覚と掛け合わせ
・年収800万の壁を突破し、30代前半で1,200万の大台へ
・「営業力のあるコンサルタント」として、ファーム内で唯一無二のポジションを確立
転職前のキャリアと悩み
「お願い営業」と「ノルマ」の繰り返しに、自分の市場価値を疑った
私は、新卒から大手証券会社で遮二無二働き、高い数字目標を達成し続けてきました。しかし、日々向き合っているのは「自社の利益(手数料)」が優先される金融商品。顧客である経営者と深く関われば関わるほど、「商品ではなく、経営の根幹を支援したい」という思いが強まりました。
また、金融業界自体の先行きへの不安もあり、30代のうちに「特定の会社の商品に頼らず、自分の頭脳一つで稼げる専門性」を身につけたいと考えました。
転職を意識したきっかけ
顧客企業の倒産の原因が、財務ではなく「組織の腐敗」だったこと
長年支援していた優良企業の顧客が、幹部の相次ぐ離職とカルチャーの崩壊によって急速に業績を悪化させ、倒産しました。その際、銀行や証券が提供する「お金」の支援だけでは救えない領域があることを痛感。
「企業の価値を決めるのは、もはや財務諸表(数字)だけではなく、その裏にある人や組織(人的資本)だ」。この領域でプロになれば、本当の意味で経営を支えられると確信しました。
転職活動内容
「金融の厳しさ」を「コンサルのデリバリー力」へ翻訳
金融出身者は「営業は強いが思考が浅い」と思われがちなため、徹底してロジカルな面を強調しました。
・自己分析: 証券営業における「マーケット分析→仮説構築→提案」のプロセスを、人的資本コンサルの「現状分析(サーベイ)→組織課題特定→制度設計」のフローに置き換えて説明。
・職務経歴書: 成果を「売上額」だけでなく「顧客のLTV向上率」や、経営層への「課題解決の提案数」として記載。また、統計学や人的資本に関する国際標準(ISO 30414)の学習状況を明記し、キャッチアップ力をアピール。
・面接対策: 「証券マンとしてのガッツ」と「コンサルタントとしての冷静な分析力」の両輪を提示。特に、経営層に対する物怖じしないコミュニケーション力が高く評価されました。
意思決定のポイント/自分の市場価値
数字が読める人事のプロ」というブルーオーシャン
内定したファームは、データの活用を重視する最先端の人的資本コンサルティング会社でした。人事出身者は「感情やカルチャー」を重視する一方、「数字や投資対効果(ROI)」に弱いことが多い。
そこで私が「金融出身の数字に強いコンサル」として入ることで、経営層を納得させるロジックが組めると期待されました。未経験ながらマネジャー候補として迎えられ、年収は前職+400万円の提示となりました。
内定・転職後の変化
「お願い」する仕事から、経営層に「頼られる」仕事へ
現在は、上場企業の人的資本開示支援や、次世代リーダーの選抜制度設計を行っています。金融時代に磨いた「経営者の視点」が、制度設計の細部に活きています。
ノルマに追われるストレスではなく、クライアントの未来を背負う心地よいプレッシャーの中、専門性が積み上がっていく実感があります。金融業界でのリベンジは、「価値観の転換」から始まりました。
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