アパレル店員から未経験で人材派遣コーディネーターへ/年収280万→420万

今回、ご紹介する転職事例の主人公は26歳、女性。店舗での接客経験を「カウンセリング・マッチングスキル」へと昇華させた事例です。役職経験がなくても、「求職者の本音を引き出す力」を言語化することで、未経験から人材業界のプロフェッショナルへの第一歩を踏み出しました。是非ご覧ください。

人物プロフィール

年齢:26歳
性別:女性
転職前:大手アパレルショップの一般販売員(接客、在庫管理、レジ)
転職後:総合人材サービス会社の派遣コーディネーター
転職前年収:280万
転職後年収:420万(固定350万+賞与・インセンティブ70万)
転職動機・テーマ:販売の経験を活かしつつ、土日休みと「一生モノの相談スキル」を手に入れたい。

ざっくりまとめると

・アパレルの「提案販売」を、求職者への「キャリアカウンセリング」へ変換
・「お客様の悩みを聞き出す力」を、派遣登録者の「就業不安の解消」に活用
・店長経験がなくても、「店舗の売上貢献への数値意識」をアピール
・年収200万円台から、固定給が安定する人材業界へ移り140万円のアップ
・立ち仕事の疲弊から解放され、PCスキルを習得しながらオフィスワークへリベンジ

転職前のキャリアと悩み

「このままでは若さだけでしか働けない」という焦り
私は、アパレル販売員として4年。服は好きでしたが、毎月の売上ノルマ、立ち仕事による腰痛、そして何より「このスキルは30代になっても通用するのか?」という不安を抱えていました。

一般スタッフだったため、マネジメント経験もなく、「自分には特別なスキルがない」と思い込んでいました。しかし、毎日何十人ものお客様と話し、ニーズを汲み取って商品を提案してきた経験は、実は別の業界で求められているのではないかと考え始めました。

転職を意識したきっかけ

派遣スタッフとして働く友人が、コーディネーターに救われた話を聞いたこと
転職に悩んでいた際、派遣で働く友人が「担当のコーディネーターさんが親身になって仕事を探してくれて、人生が変わった」と話してくれました。

その時、「自分がお洋服を提案して喜んでもらうのも嬉しいけれど、その人の『生活』や『仕事』を提案できたら、もっと深い貢献ができるのではないか」と直感。販売員としての接客力を「マッチング力」に変えられると確信しました。

転職活動内容

「接客」を「ヒアリングとクロージング」に翻訳
マネジメント経験がない分、現場での「対人コミュニケーションの質」を徹底的に言語化しました。

・自己分析: 買わずに帰ろうとするお客様に対し、どのような言葉をかけてニーズを引き出し、最終的に納得して購入(成約)いただいたか。その「決定プロセス」を整理しました。

・職務経歴書: 「丁寧な接客」という表現を避け、「1日平均30名の接客を行い、顧客の潜在ニーズを引き出すことで、店舗内でのセット販売率を〇%向上させた」と定量的に記載。

・面接対策: コーディネーターは「登録者のドタキャンや辞退」への対応が大変な仕事です。そこで、店舗でのクレーム対応やトラブル解決の事例を挙げ、「厳しい場面でも粘り強くコミュニケーションが取れる」ことを強調しました。

意思決定のポイント/自分の市場価値

「親しみやすさ」と「数値責任感」の両立
内定した人材会社は、登録者が親しみを感じやすい「販売・サービス経験者」を積極的に採用していました。

面接では、ただ優しいだけでなく「目標(予算)に対してどう行動するか」という営業的なマインドセットを見せたことが、他の未経験者との差別化に繋がりました。一般販売員からの転身ながら、前職より140万円も高い年収提示を受け、オフィスワークへのリベンジを成功させました。

内定・転職後の変化

「個人の売上」から「誰かの人生の伴走」へ
現在は派遣コーディネーターとして、毎日数名の登録者と面談を行っています。アパレル時代に培った「相手の顔色や声のトーンから本音を察する力」は、就業後のミスマッチを防ぐ上で大きな武器になっています。

土日祝が休みになり、残業も適切に管理される環境になったことで、心身ともに余裕ができました。今後はキャリアコンサルタントの資格取得を目指し、より専門性を高めていきたいと考えています。

メッセージと総括

「役職がない」ことは、リベンジを諦める理由にならない
アパレルの一般販売員として培った「人間力」は、人材業界では立派な専門スキルです。

大切なのは、店長かどうかではなく、あなたが現場でどれだけ「目の前の人と真剣に向き合ってきたか」。その経験を言葉に変えるだけで、人材業界の扉は開きます。販売員の次のステージとして、人材業界は最高の選択肢です。

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