旅行営業から観光特化CAへ!「ホスピタリティ」を武器に年収アップを実現した成功事例

今回ご紹介するのは、30歳の男性です。大手旅行代理店で法人向け団体旅行の営業として、数多くのツアープランニングと添乗業務を経験してきた彼が、旅の提供だけでなく、観光業界を支える「人材」の側面から業界の活性化に貢献したいと考え、特化型エージェントへと転身した事例です。それではご覧ください。

人物プロフィール

年齢:30歳
性別:男性
転職前:大手旅行代理店(法人営業・団体旅行企画)
転職後:観光・ホテル・インバウンド特化型人材紹介会社(キャリアアドバイザー)
転職前年収:450万
転職後年収:750万円(固定500万円+インセンティブ250万円)
転職動機・テーマ:観光業界の深刻な人手不足と、優秀な人材の離職という課題に直接向き合いたいと考え、旅行営業で培った「徹底的な顧客志向」と「現場調整力」を武器に転職。

ざっくりまとめると

・「旅行商品の販売」から「人生の選択肢の提案」へと、介在価値をシフトしました。

・旅行業界特有の「現場の多忙さ」や「キャリアパスの悩み」への深い共感は、候補者との信頼構築の礎となりました。

・「人材業界未経験」の懸念を、ホテルや自治体、観光施設との広範なネットワークと知識で払拭しました。

・無形商材を扱う中で磨いた「目に見えない価値を伝える力」を、企業の魅力発信に応用しました。

・エージェントのサポートにより、自身のホスピタリティを「人材コンサルティング能力」へと昇華させました。

転職前のキャリアと悩み

「やりがい」に依存した労働環境と業界の構造的課題への直面
前職では、お客様の感動を創り出す旅行の仕事に大きな誇りを感じておりました。しかし、現場では人手不足による業務過多が常態化しており、どれほど志の高い人材であっても、将来への不安から業界を去っていく姿を何度も目にしてきました。

自分自身も、コロナ禍などの外部要因に大きく左右される業界の脆弱性に危機感を抱いていました。培ってきた「観光の専門知識」と「人をもてなす精神」を活かしつつ、より持続可能な形で業界に貢献し、かつ自身の市場価値を高められる道はないかと模索し始めました。

転職を意識したきっかけ

「人がいれば、もっと良いサービスができるのに」という宿泊施設担当者の嘆き
あるツアーの打ち合わせ中、長年付き合いのあったホテルの支配人から「集客はできているが、接客の要となる中核メンバーが足りず、サービスの質を維持できない。このままでは廃業も考えなければならない」という切実な相談を受けました。

「観光業界の再興を支えるのは、新しいプラン以上に『プロフェッショナルな人材』である」。その確信を得た私は、旅行という体験を売る側から、観光の現場を支える人材のキャリアを支援する側へと転身し、業界の根幹を立て直そうと決意いたしました。

転職活動内容

「観光の専門性」を「業界特化CAの付加価値」に翻訳する
観光・宿泊領域に特化したエージェントにおいて、現場の「内情」を理解していることは強力な武器となります。エージェントと共に、以下の準備を徹底しました。

・自己分析:団体旅行の複雑な行程管理で培った「緻密な調整力」と「多様な関係者の合意形成能力」を、人材紹介における「精度の高いマッチング能力」として再定義しました。

・職務経歴書:単なる売上数字だけでなく、顧客の潜在的なニーズをどう汲み取り、課題を解決するプランを構築したかという「ヒアリング・提案プロセス」を具体的に記載しました。

・面接対策:旅行業界出身者に持たれがちな「ホスピタリティは高いが、営業数字への執着が薄い」という先入観を排し、目標達成に向けた行動量と、自身の介在による利益貢献の意欲をロジカルにアピールしました。

意思決定のポイント/自分の市場価値

「業界のリアルを知るパートナー」としての信頼感
内定をいただいた人材会社の中で、最もインバウンドや地方創生に力を入れているファームを選びました。そこでは、「宿泊施設の裏側や観光行政の仕組みまで熟知しているAさんなら、経営層と対等に話ができる」と高く評価されました。

「単なるマッチングではなく、観光業界の働き方をアップデートしてほしい」。その期待に応えることが、自分自身のキャリアにおける最大のリベンジであり、業界への恩返しになると確信し、入社を決意いたしました。

内定・転職後の変化

「キャリアの伴走者」として、自身の価値が報酬に直結する充実感
現在は、ホテル支配人候補やインバウンド企画職などのハイクラス層を中心に担当しています。前職の知識を活かし、「その経験なら、こちらのラグジュアリーホテルでこのようなキャリアパスを描けます」といった、現場感のある提案が好評をいただいています。

年収面でも、個人の成果が正当に評価される環境により、30代前半で前職を大幅に上回る水準を実現しました。土日祝の休みが確保されたことで、心身ともに充実した状態で求職者と向き合うことができています。

メッセージと総括

「旅行業界」で培った顧客志向は、人材業界で「最強のホスピタリティ」になる
旅行代理店で多様なお客様のご要望に応え、形のない喜びを創り出してきた経験は、キャリアアドバイザーとして活動する際の「かけがえのない財産」になります。

「異業種への挑戦」に不安はあるかもしれませんが、相手の喜びを自分の喜びとする精神は、キャリア支援の本質そのものです。業界の課題を肌で感じてきたあなただからこそ、救えるキャリアが必ずあります。自信を持って、観光業界を「人」から変える挑戦を始めてください。

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