人材営業からSaaSのCSへ!「伴走型支援」への転身で年収アップを実現した成功事例

今回ご紹介するのは、28歳の男性です。大手人材紹介会社で法人営業(RA)として、年間達成率120%を維持し続けてきた彼が、「採用」という点での支援にとどまらず、顧客の「事業成長」という本質的な課題に長く深く関わりたいと考え、SaaS企業のカスタマーサクセスへと転身した事例です。是非ご覧ください。

人物プロフィール

年齢:28歳
性別:男性
転職前:人材紹介会社(法人営業・RA)
転職後:SaaS企業(カスタマーサクセス)
転職前年収:450万
転職後年収:500万
転職動機・テーマ:採用決定がゴールになる人材営業の構造に限界を感じていました。顧客の事業が成長し続けるために、導入したサービスをどう使いこなし、成果に繋げるか。契約後の「伴走」に自身の介在価値を見出すためのリベンジ転職。

ざっくりまとめると

・「マッチングの成立」から「導入後の成功」へと、介在する時間軸をシフトしました。

・人材営業で培った「顧客の課題を深掘りするヒアリング力」を、CSのコンサルティング能力へ転用しました。

・IT業界未経験の懸念を、徹底的なプロダクト研究と「LTV(顧客生涯価値)」への理解で払拭しました。

・エージェントが「営業数字への執着心」を「解約防止・アップセルへの貢献意欲」として企業へ翻訳しました。

・未経験職種への挑戦ながら、ポテンシャルと熱意が評価され、前職以上の年収提示を獲得しました。

転職前のキャリアと悩み

「入社決定」のその先を見届けられないジレンマ
人材営業として多くの中小企業を支援してきましたが、私たちの仕事は「入社」が決まれば一区切りとなります。しかし、顧客にとっての真のゴールは、採用した人材が活躍し、事業が成長することです。

「せっかく良い人が入ったのに、活かしきれず退職してしまった」「採用はできたが、肝心の事業成長に結びついていない」。そんな顧客の声を耳にするたびに、決定までしか関われない自分自身の介在価値の短さに、強い物足りなさを感じるようになっていました。

転職を意識したきっかけ

「ツールは入れたが、使いこなせていない」という顧客の嘆き
ある日、採用支援をしていた社長から「君が紹介してくれた人は優秀だが、社内の仕組みやツールが整っていなくて力が発揮できていない。実は高いシステムを入れたばかりなんだが、誰も使いこなせていなくて宝の持ち腐れだよ」という相談を受けました。

その時、直感したのです。「どんなに良い人材やサービスを導入しても、それを『使いこなして成功させる人(伴走者)』がいなければ、企業は変われない」。採用という入り口だけでなく、事業の運用そのものを成功させる「カスタマーサクセス」という職種こそが、自分の求めていた場所だと確信しました。

転職活動内容

「営業スキル」を「サクセススキル」へ再定義する
異業界・異職種への挑戦となるため、エージェントと共に「人材営業での経験がいかにCSで再現性を持つか」を徹底的に言語化しました。

・自己分析:単なる求人開拓ではなく、企業の経営課題から採用要件を導き出してきた「上流のヒアリング力」を、CSにおける「現状分析・課題特定能力」として再定義しました。

・書類添削:営業数字の達成実績だけでなく、顧客とどのような中長期的な関係を築き、どのような信頼を得てきたかという「リレーション構築プロセス」を具体的に記載しました。

・面接対策:SaaSビジネスの根幹である「チャーン(解約)」を防ぐために、営業出身の自分がどう泥臭く顧客に向き合えるかを、過去のトラブル対応や深掘り提案のエピソードを交えてアピールしました。

意思決定のポイント/自分の市場価値

「顧客の成功が自分の喜び」と言い切れる強み
内定をいただいた企業は、プロダクトの機能性だけでなく、顧客へのサポート品質を最優先する文化を持っていました。面接官からは「Aさんの『成約で終わらせたくない』という悔しさは、まさにCSの原動力そのものだ」という言葉をいただきました。

「未経験のスキル不足は、学習意欲と営業経験でカバーできる」。エージェントが私の「顧客へのコミットメント」を高く評価してくれたことで、自分でも気づいていなかった市場価値を再発見でき、迷いなく新しい世界へ飛び込むことができました。

内定・転職後の変化

「ありがとう」の質が変わった、伴走者としての手応え
現在はCRMツールのオンボーディング担当として、導入初期の顧客を支援しています。人材営業時代に培った「相手の期待値をコントロールしながら、理想の姿へ導く調整力」は、今の現場でも大きな武器になっています。

「Aさんのおかげで、社内のデータ活用が劇的に進んだよ」という言葉を、成約時ではなく「数ヶ月間の伴走の後」にいただける喜びは格別です。年収も前職を上回り、何より「自分の仕事が顧客の成長に直結している」という確かな実感を持って働けています。

メッセージと総括

「人材営業」出身者の強みは、顧客の痛みを誰よりも知っていること
人材という最も難しい「商材」を扱ってきた営業経験は、SaaSの世界でも非常に高く評価されます。なぜなら、無形商材を通じて顧客の期待に応え続けてきた「胆力」と「調整力」があるからです。

「売って終わり」のキャリアに疑問を感じているなら、その情熱をカスタマーサクセスに向けてみてください。一過性の契約ではなく、永続的な成功を支援するパートナーとして、あなたの営業スキルは新しい輝きを放つはずです。

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