外資コンサルから大手総合商社へ。事業の当事者として「産業DX」を推進する

31歳、男性。この方は外資系コンサルティングファームにおいて、数多くのDXプロジェクトを手がけてきました。論理的な提言が評価される一方で、プロジェクトの終了とともに現場を離れなければならない立場に、次第にプロフェッショナルとしての物足りなさを感じるようになりました。自らが策定した戦略を、自らの手で事業の成果へと繋げる。その「完遂」を求めて、日本を代表する総合商社という実業のフィールドを選んだ背景を記述します。是非ご覧ください。

人物プロフィール

年齢:31歳
性別:男性
転職前:外資系戦略コンサルティングファーム(シニアコンサルタント)
転職後:大手総合商社(デジタル戦略・DX推進部門)
転職前年収:1100万
転職後年収:1300万(賞与・手当含む)
転職動機・テーマ:「提言」から「実装」へ。事業の当事者として産業変革を完遂するための転職。

ざっくりまとめると

・「提言者」から「実行者」へ:第三者としてのコンサルティングに限界を感じ、事業に責任を持つ立場を志向。

・直接応募による挑戦:エージェントを介さず、自ら大手総合商社のキャリア採用サイトからエントリー。

・現場アセット×デジタル:商社が持つ広大な実業プラットフォームを舞台に、DXの社会実装を担う。

・市場価値の再定義:論理的思考力に加え、不確実な現場で人を動かす「完遂力」を武器に内定を獲得。

転職前のキャリアと悩み

「スライドの中の正解が、現場の体温と乖離していく歯がゆさ」
前職では戦略コンサルタントとして、主に製造業やエネルギー業界のDXロードマップ策定をリードしてきました。

短期間で本質的な課題を特定し、解決策を提示する仕事に誇りを持っていましたが、一方で、プロジェクトの終了とともに「卒業」しなければならない第三者の立場に、次第にプロとしての物足りなさを感じるようになっていました。

転職を意識したきっかけ

「変革の号令をかけた後、自分だけがその場を去る違和感」
ある大規模プロジェクトが承認され、現場が実行へと動き出した時のことです。活気づく現場を横目に、私は次の案件へ向かう準備をしなければなりませんでした。

「自分はいつまでスライドを作る側でいるのか。変革の痛みも成果も、現場と同じ熱量で共有できる立場になりたい」と痛感したことが、転職の決意に繋がったと思います。

転職活動内容

「自らの足で稼ぐ。商社の文化に自身の『翻訳力』をぶつけた日々」
紹介会社を通さず、自らの意志で大手総合商社の採用サイトから直接エントリーしました。面接ではコンサル流のスマートな正論は控え、いかに自分が現場をリスペクトし、泥臭い合意形成をやり抜く覚悟があるかを、自分の言葉で伝えました。

一人の実務家として、商社の文化の中でどう成果にコミットできるかを語ることに注力しました。

意思決定のポイント/自分の市場価値

「フレームワークを捨て、泥臭い『実行力』を自身の価値に再定義した」
入社を決めたのは、この企業のDXが単なる「IT導入」ではなく、リアルな事業アセットを武器にした「実利的な変革」だったからです。

戦略を立てる力だけでなく、それを不確実な現場に合わせて翻訳し、人を動かせる力。それこそが、30代を迎えた自分の真の市場価値だと再定義できたことが、大きな一歩となりました。

内定・転職後の変化

「会議室を飛び出し、現場の『納得感』を積み上げる手応え」
「アドバイザー」という鎧を脱ぎ、一人の「実務家」として現場に立つ毎日。転職後は、コンサル時代のようなスマートな環境ではありませんが、現場の泥臭い議論の中にこそ変革のリアリティがあると実感しています。自分の提案が翌日の数字や現場の動きに直結する手応えは、期待していた以上に私を突き動かしてくれています。

メッセージと総括

「答えを出すだけの自分を卒業したいなら、実業の門を叩いてほしい」
もし、今あなたが自分の仕事の成果を直接肌で感じられずにいるなら、自ら実業の門を叩いてみることをお勧めします。総合商社はコンサルの知見を必要としていますが、それ以上に「共に泥を被る覚悟」のある人を求めています。実行者として生きる道を選んだことで、私のキャリアは初めて自分自身のものになったと感じています。

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