【サステナビリティ領域】外資投資銀行からスタートアップCFOへ
35歳、女性。外資系証券で数兆円規模の案件を動かしてきた35歳の女性。金融のプロとして頂点を目指す道もありましたが、彼女が選んだのは、創業数年のGXスタートアップのCFOでした。「投資判断」という上流から、自ら「事業を育てる」当事者へ。彼女を突き動かした志とは。是非ご覧ください。
人物プロフィール
年齢:35歳
性別:女性
転職前:外資系投資銀行(ヴァイスプレジデント)
転職後:GX(気候変動対策)スタートアップ(CFO)
転職前年収:2500万
転職後年収:1500万( + ストックオプション)
転職動機・テーマ:「資本の再分配」から「価値の直接創造」へ。サステナビリティを経済合理性に載せる。
ざっくりまとめると
・報酬設計の変化:短期的な高年収を捨て、未来の社会価値とキャピタルゲインに賭ける。
・役割の深化:客観的な財務アドバイザーではなく、資金繰りと事業戦略を一体で担う経営者へ。
・社会的意義の追求:自身のキャリアを「脱炭素」という人類共通の最優先課題に直結させる。
転職前のキャリアと悩み
「画面上の数字は増えていく。でも、地球の課題は解決に向かっているのか」
投資銀行では、企業の合併や資金調達を支援し、巨額の手数料を稼いできました。プロとしての充実感はありましたが、次第に「既存の資本を右から左へ動かすだけでなく、新しい価値を生む場所へ直接資金を流し込みたい」という思いが強くなっていました。
転職を意識したきっかけ
「ESG投資という言葉が、ただの流行語に聞こえた瞬間」
クライアントにESGの重要性を説きながらも、自分自身がその最前線でリスクを取っていないことに矛盾を感じ始めました。30代半ばという、体力も経験もピークにある今、一生をかけて取り組むべきテーマは「地球の存続」に他ならないと決意しました。
転職活動内容
「『完璧な財務諸表』がない世界で、未来の可能性を数字にする」
自らコンタクトしたスタートアップは、技術は素晴らしいものの財務体制は未整備でした。面接では前職の華々しい実績以上に、自分がどれだけ事業を理解し、投資家に対して「夢」ではなく「勝算」を語れるかを証明。経営陣の一員として、資金調達のロードマップを自ら提示しました。
意思決定のポイント/自分の市場価値
「圧倒的な専門性を、名もなきベンチャーの『信頼』に転換する」
内定の決め手は、「あなたの経歴が、当社の技術を金融界の共通言語に変えてくれる」というCEOの言葉でした。自分の市場価値は、外資の看板がなくても、一から信用を築き、資本を惹きつける力そのものにあるのだと再定義できました。
内定・転職後の変化
「年収は下がった。けれど、仕事の満足度は過去最高を更新している」
かつてのような豪華なオフィスはありません。しかし、自分が調達した資金で新しいプラントが建ち、二酸化炭素の排出削減量がデータで見えた時、投資銀行時代には決して味わえなかった「自分が世界を動かしている」という感覚を得ました。
あなたと同じタイプの転職成功事例を探す
会員登録(無料)