M&Aアドバイザリーから仲介の最前線へ|案件を“最後まで動かす”ために転職した35歳
今回は、M&Aアドバイザリー(FA)として案件推進の経験を持つ35歳男性が、国内最大級のM&A仲介会社(企業名非公開)へ転職し、より一気通貫で成果を出す環境へ移った事例です。
人物プロフィール
年齢:35歳
性別:男性
転職前:M&Aアドバイザリー(FA)/アソシエイト〜マネージャー(案件推進・DD調整・資料作成)
転職後:国内最大級のM&A仲介会社/M&Aコンサルタント(PM含む)
転職前年収:1200万
転職後年収:1300万(入社時提示)+インセンティブ
転職動機・テーマ:案件推進だけでなく、ソーシング〜クロージングまで“自分が最後まで動かす”立場で成果を最大化したい。M&A経験者が仲介へ(裁量×成果連動で、成約確度を上げる)
ざっくりまとめると
・FAで培った「スキーム理解」「DD・契約対応」「交渉設計」の強みを、仲介で一気通貫に転用
・仲介では、案件化(ソーシング)とマッチングが成果に直結し、事業側の力学も含めて動かせる
・転職後は、案件の主導権が増え、意思決定者との距離が近くなった
・成果連動の報酬設計で、努力と結果が一致しやすい環境になった
転職前のキャリアと悩み
前職ではFAとして、IM作成、バリュエーション、DD調整、契約交渉支援など“案件を前に進める役割”を担っていました。専門性は磨けた一方で、案件の源泉(ソーシング)や相手方探索に深く入れず、「案件の始まりと終わり」を自分の手で握れないもどかしさがありました。
また、プロジェクト型の働き方では、成果が出ても評価が遅れて見えにくい面もあり、より成果と報酬が連動する環境で勝負したい気持ちが強くなっていきました。
転職を意識したきっかけ
担当案件で、条件は整っているのに「売り手の感情」「買い手の優先度」「タイミング」のズレで失注した経験が転機でした。
M&Aは合理性だけでは動かず、意思決定者に寄り添いながら“最後の一押し”を作ることが重要だと痛感しました。
それなら、ソーシング段階から経営者と関係を築き、相手方探索〜交渉〜クロージングまで一気通貫で動かせる仲介の方が、自分の強みを最大化できると考えました。
転職活動内容
転職活動では、経験者として「何ができるか」だけでなく、「仲介で成果が出る人の型に自分が合うか」を言語化しました。
1,これまでの実績を、
・案件規模(レンジ)
・役割(PM/推進/交渉/契約)
・どこで詰まりを解消したか
に分解して提示
2,仲介で重要な「案件化」「経営者の信頼構築」「マッチングの提案力」について、過去の意思決定者折衝の経験と接続
3,面接では、成約に向けた“プロセス設計”を語れるようにし、再現性を担保
意思決定のポイント/自分の市場価値
意思決定のポイントは3つでした。
1,ソーシング〜クロージングまで一気通貫で担える裁量
2,経営者との距離が近く、意思決定を前に進められる環境
3,成果連動の報酬設計で、結果にコミットしやすいこと
自分の市場価値は、
・スキームと契約の論点を抑えた推進力
・DD〜クロージングの詰まりを解消する調整力
・経営者の感情面も含めた交渉設計
だと定義しました。
内定・転職後の変化
転職後は、案件の“主導権”が増えました。特に、ソーシングから入ることで、売り手の優先順位や譲れない条件を早期に整理でき、失注要因を先回りして潰せるようになりました。
一方で、行動量が成果に直結するため、自己管理の難易度は上がります。ただ、その分、成果が出たときの納得感と報酬の一致が大きく、やりがいは増えました。
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