大手金融からFinTechのスタートアップへ転身した40代女性プロダクトマネージャーの挑戦

皆さんこんにちは。HR人物図鑑の転職事例・モデルのご紹介。今回、ご紹介するのは大手金融からFinTechのスタートアップへ転身した40代女性のエピソード。年収1000万から大幅にアップさせた上に現職の葛藤とどう向き合い、次のキャリアを描いたか?是非ご覧ください。

人物プロフィール

  • 年齢帯:40代前半
  • 性別:女性
  • 転職前:金融(銀行) / プロジェクトマネージャー
  • 転職後:FinTech / プロダクトマネージャー
  • 勤務地:東京
  • 年収目安:1100万 → 1500万
  • テーマ:金融×テクノロジーで社会的インパクト

ざっくりまとめると

レガシー金融の壁に悩み、ユーザー視点のFinTechへ転職。決済アプリのMAU2.5倍成長を実現した40代女性の実体験を紹介。

転職前のキャリアと悩み

レガシー金融でのもどかしさと成長の限界
私は金融業界の大手銀行でプロジェクトマネージャーとして働いていました。大規模な組織で多くのプロジェクトを経験し、年収は約1100万円。とはいえ、レガシーシステムの制約や組織の硬直化により、スピード感を持って新しいサービスを生み出すことが難しく、もどかしさを感じていました。特に、ユーザーニーズを反映した迅速な改善が求められるこの時代に、変化に追いつけない自分の現状に限界を感じていました。

転職を意識したきっかけ

きっかけ:金融とテクノロジーの融合で社会にインパクトを
そんな中、私は「金融×テクノロジーで社会に新たな価値を提供したい」という思いが強くなりました。ユーザー中心のプロダクト開発に挑戦し、より直接的に利用者の生活を便利にするサービスを作ることが目標です。大手銀行では難しかったスピード感のある開発や意思決定を経験したいと考え、FinTech業界のプロダクトマネージャー職への転職を決意しました。

転職活動内容

エージェント相談と自己応募を併用し、自分に最適な会社を探す
転職活動では、ハイクラス向けの転職エージェントに相談しながら、自分でも積極的に求人情報を調べ自己応募を行いました。エージェントは私の経験と希望を踏まえた案件を紹介してくれ、業界のトレンドや面接対策にも的確なアドバイスをもらえました。一方、自己応募では自分の直感や興味を優先できるため、幅広い選択肢から自分で選べるメリットがありました。結果的に両者を併用することで、より納得感のある転職先を見つけることができました。

意思決定のポイント/自分の市場価値

職務経歴と成果の明確な連携が評価に
オファーをいただいた企業からは、金融業界で培ったプロジェクトマネジメントの経験と、ユーザー視点を重視した意思決定が高く評価されました。特に、前職での大規模決済システムのプロジェクトをリードし、ユーザビリティ改善に寄与した実績が、FinTechのプロダクトマネージャー職に直結すると判断されたようです。これにより年収は約1500万円へとアップし、より小規模ながら成長著しい企業での挑戦が叶いました。

内定・転職後の変化

最初の90日で決済アプリのMAUを2.5倍に成長
入社後は、ユーザーの声を直接聞きながら機能改善と新機能開発に注力しました。具体的には、利用データの分析と顧客インタビューを通じて課題を把握し、開発チームと連携してスプリントを回しました。結果、12ヶ月で月間アクティブユーザー数(MAU)を2.5倍に増加させることができ、サービスの市場競争力強化に貢献しています。これまでの経験が生きると同時に、新たな環境での学びも多い日々です。

メッセージと総括

  1. 現職の強みを明確に示すこと
    金融でのプロジェクト経験や成果を、転職先でどう活かせるか具体的に伝えることが大切です。
  2. 複数の情報源を活用する
    転職エージェントと自己応募を併用し、それぞれのメリットを活かして最適な求人を探しましょう。
  3. 学び続ける姿勢を持つ
    新しい業界・職種では未知のことも多いですが、積極的にインプットとアウトプットを繰り返すことで成長できます。

金融×テクノロジーの領域はますます拡大しており、チャレンジする価値は大いにあります。焦らず自分の軸を持って進んでください。

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