28歳で人材紹介会社からヘッドハンターに転職し掴んだ成長実感

彼は新卒で人材紹介会社に入社し、キャリアアドバイザーとして多くの転職希望者と向き合ってきました。人の人生を支えるやりがいを感じながらも、次第に「経営の現場に近い提案力を磨きたい」という想いが芽生えます。より企業の中枢と人材をつなぐ仕事を求めて選んだのが、ヘッドハンティングの道。経営層を担当する新たな挑戦で、年収は450万円から750万円へ。今は専門領域を深め、将来はチームを率いるリーダーとして、企業と個人の成長を同時に実現することを目指しています。

人物プロフィール

年齢:28歳
性別:男性
転職前:人材紹介会社/キャリアアドバイザー
転職後:ヘッドハンティングファーム/キャリアコンサルタント
転職前年収:450万
転職後年収:750万
転職動機・テーマ:専門性を高め、企業経営層に近い立場でキャリア支援を行いたい

ざっくりまとめると

・新卒から人材紹介会社でキャリアアドバイザーとして勤務
・個人支援にやりがいを感じつつも、経営視点での提案力を高めたいと感じ転職を決意
・ヘッドハンティング業界へチャレンジし、経営者層を対象としたキャリア支援に携わる
・年収450万→750万にアップ。専門領域の深さと報酬のバランスに満足
・今は業界知識を磨きつつ、将来はチームを率いるリーダーを目指す

転職前のキャリアと悩み

前職の人材紹介会社では、20代・30代のミドル層を中心に担当していました。仕事自体はやりがいがあり、求職者の人生の転機を支える責任感も感じていました。しかし、次第に「自分の提案が短期的な転職支援に留まっているのでは」と感じるようになりました。企業の経営課題に踏み込んだ提案や、組織変革に寄与するような支援を行いたいと考えるようになり、「もっと深く企業の中枢に関われる仕事がしたい」という気持ちが強くなっていきました。

転職を意識したきっかけ

きっかけは、担当していたクライアント企業の経営者と話した際に、「人材戦略が経営に直結している」という言葉を聞いたことでした。自分の仕事が“個人支援”にとどまっていることに気づき、もっと経営と人材をつなぐダイナミックなフィールドで力を試したいと思うようになりました。ヘッドハンティング業界に関心を持ち、情報収集を始めたのが転機でした。

転職活動内容

まずは自己分析からスタートし、「自分の強みは何か」を徹底的に見直しました。これまで培ってきた面談力、マッチング力、そして中長期的なキャリア支援の姿勢を整理。エージェント経由で複数社にエントリーし、面接では「候補者だけでなく企業の成長を支える存在になりたい」と語りました。面談を重ねる中で、自分の提案力が経営層に通じることを実感し、徐々に自信がついていきました。

意思決定のポイント/自分の市場価値

最終的に入社を決めたのは、業界でも高い実績を持つヘッドハンティングファーム。経営層とのリレーション構築を重視し、自身の成長を後押ししてくれる環境でした。内定を複数もらう中で、他社は個人ノルマ重視の傾向が強く、自分のスタイルとは合わないと判断。選考を通じて「提案力」と「リレーション構築力」が評価され、自分の市場価値を再確認する結果となりました。

内定・転職後の変化

転職後は、企業のトップマネジメント層を対象にした採用支援を担当。前職よりも難易度は高いですが、自分の提案が企業の方向性を左右する手応えを感じています。一方で、結果を出すまでのプロセスが長く、忍耐力が求められる点は課題です。それでも、「経営者の右腕」として信頼される関係を築くことができる喜びは格別。今後は業界特化型のリーダーとして、自社の採用支援力を高めていきたいです。

メッセージと総括

同じようにキャリアアドバイザーからの転職を考える方へ伝えたいのは、「キャリア支援にも“ステージチェンジ”がある」ということです。エージェントを通じて活動することで、プロの伴走支援を受けながら多角的な視点を得られますし、ダイレクトリクルーティングでは自分の強みを市場で試す機会が増えます。短期間で多くの選択肢を比較したいならエージェント。自ら関係構築を楽しめる人はダイレクトが向いています。自分のスタイルに合う方法で動くことが、納得の転職につながります。

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