33歳 技術サポートからDevRelマネージャーへ進んだ決断

世界的なゲーム機プラットフォームで、ソフトメーカー技術サポートを担ってきた彼。ゲーム開発者からの技術的な相談対応、社内開発部門との橋渡し、技術情報の提供など“コミュニケーションで技術を支援する”役割を長く続けてきました。しかし経験が蓄積されるほど、仕様説明や調整に留まる立場では、開発者の声をプロダクト戦略に生かすことが難しい現実に直面します。

そんな中、外資クラウドゲーム企業からDeveloper Relationsマネージャー職のオファーが届きます。開発者コミュニティの構築、技術発信、フィードバックのロードマップ反映など、より戦略的な役割でした。年収も880万から1050万へ。技術と人をつなぐ役割から、技術の未来に関わるポジションへと進んだ彼のキャリア転換を紹介します。

人物プロフィール

年齢:33歳
性別:男性
転職前:世界的家庭用ゲーム機プラットフォーム企業/ソフトメーカー開発サポートコーディネーター
転職後:外資クラウドゲーム企業/Developer Relationsマネージャー
転職前年収:880万
転職後年収:1050万
転職動機・テーマ:技術支援からDevRelとして開発者とプロダクトをつなぎたい

ざっくりまとめると

・世界的ゲームプラットフォーム企業で技術サポート
・調整役に留まり課題感
・外資クラウドゲーム企業からDevRelマネージャー職
・年収880→1050万
・開発者視点をプロダクト戦略へ反映できる環境へ

転職前のキャリアと悩み

【“仕様説明の担当”で終わりたくない】
ゲーム開発者の技術支援にやりがいを感じつつも、最終判断が別レイヤーで行われるため企画・戦略に関われないもどかしさを抱えていた。

転職を意識したきっかけ

【Developer Relationsという新しい選択肢】
海外カンファレンスでDevRelの役割を知り、開発者の声をプロダクト戦略へ反映したいという思いが強まり、外資企業のオファーに現実味を感じ始めたので。

転職活動内容

【自分の強みを“開発者との橋渡し力”として再定義】
技術理解・英語力・折衝力を棚卸しし、問い合わせ対応以上の価値として言語化。スカウトとエージェント併用で選考を進めた。

意思決定のポイント/自分の市場価値

【プロダクト戦略に関われる環境を重視して意思決定】
複数社から進んだが、開発者コミュニティ構築とロードマップ反映ができる外資クラウドゲーム企業を選択。年収は880→1050万へ。

内定・転職後の変化

【“技術を伝える”から“技術の未来を考える”へ】
転職後はDevRelとして技術発信やイベント企画、フィードバックの戦略反映に従事。裁量は広がったが、グローバル調整の難しさも実感している。

メッセージと総括

【技術×コミュニケーションの適性がある人にDevRelは向いている】
エージェントは棚卸しに、スカウトは本気度の高いポジションに出会いやすい。技術支援経験はDevRelで大きな武器になるため、選択肢として検討を勧めたい。

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